2022年9月28日発売、週刊少年マガジン44号掲載の東京卍リベンジャーズ271話の感想を書くぜ!

今回はタイムリーパーの譲渡条件とタケミチと真一郎のタイムリープの差について語っていくぜ!

真一郎くん及び前タイムリーパーのホームレスによるタイムリーパーの能力継承条件はこんな感じだったぜ!

①前リーパーを殺す
②自害
③戻りたい過去を強く願う

もしも継承条件がこの通りだとしたら、タイムリーパーの資格を手に入れていたキャラクターが2人いるぜ!

一人は15巻でタケミチを銃殺した鶴蝶

そしてもう一人は23巻で同じくタケミチを銃殺したマイキーだぜ!


この2人は前リーパーの殺害という第一条件に加えてどうやっても取り戻したい人がいる、やり直したい過去があると言う条件もクリアしてるあたり真一郎くん式タイムリーパーになる資格はコンプリートしてたぜ!

特にタイムリープについて知っているマイキーはあの時ビルから飛び降りたのはエマや場地、そして真一郎を取り戻す為にタイムリープをしようとしていた、もしくは知らなかったとしてもタイムリープが発生していた可能性もあるぜ!主人公交代してたぜ!

しかし、鶴蝶には死に切る前にトリガーである直人とタイムリープを行う。マイキーには自分が死にマイキーが自害する前にマイキーをトリガーにして先にタイムリープを行うというタケミチのガッツにより阻止されたぜ。喧嘩よりも生命力と根性が問われるタイムリーパー。タケミチは不良より何よりタイムリーパーとしての素質がズバ抜けていたぜ!終盤で主人公の才能がわかる王道展開だぜ

しかしここで問題になるのは、タケミチが上記のタイムリーパー継承条件に当てはまらないことだぜ!

  • 自殺ではなく他殺
  • 前リーパーを殺すどころかタイムリープすら知らない
  • 死の直前に過去に戻りたいとも願ってない 

は逆数え役満

そしてタイムリープ能力についてもだいぶ違うぜ
タケミチのタイムリープ
  • 現在から12年前にしか戻れない
  • 過去の自分としか入れ替われない
  • 同じ過去をやり直したいと願うトリガーなしでタイムリープできない
  • 未来視などの副次的な能力も発生する

真一郎のタイムリープ
  • トリガーなしでタイムリープできるが自害が必須
  • 任意の過去に戻れる
  • 自分に関してのみ居場所などの過去を改変できる
  • 黒い衝動が呪いとして発生する

ここまで露骨に差があると、タケミチは主人公だからグリーンなタイムリープ能力を与えられたとは考え難いぜ。

少なくとも譲渡条件に関しては譲れなそうだぜ。物語開始前にタケミチが故意、もしくは無自覚に前タイムリーパーを殺して能力を手に入れるもそれを忘れていたというタコピーの原罪やチェンソーマンのような忘れていた罪と向き合う展開は普通にありそうだぜ



この過去編で今までの脳天気博愛おバカ最強愛され前作主人公であった佐野真一郎を壊し、そして今の恐ろしくも魅力的なダークヒーローである佐野真一郎を作ったように、タケミチもまた読者のイメージを壊し新たなヒーローに生まれ変わるかも知れないと思うと怖いと同時にとても楽しみだぜ!

来週もまた見てほしいぜ!